一人暮らしでコーヒーメーカーを置くかどうか、迷うことってありますよね。 コーヒー好きの立場で言うと、実は“好きだからこそ”必ずしも必要ではない…というのが本音です。
というのも、毎日飲む私でさえ「正直これ、使うのは最初だけかも」と感じる瞬間が何度もあったから。
置きっぱなしになる理由ははっきりしていて、手間・スペース・使い続けやすさの3つがどうしてもネックになりがちなんです。
とはいえ、コーヒーを楽しみたい気持ちは大切にしたいところ。 あなたが後悔しない選び方ができるように、“いらない理由”と“手間ゼロな代替案”をまとめていきますね。
【結論】大抵の一人暮らしはコーヒーメーカーがいらない
コーヒーは毎日飲むけれど、生活の中で“無理なく続けられる方法”を考えると、コーヒーメーカーは必ずしも最適解ではありません。
とくに一人暮らしだと、使う頻度に対して手間やスペースの負担が大きくなりやすく、気づけば置物になってしまうケースが多いんですよね。
使う頻度と手間がつり合わないから
コーヒーメーカーは「ボタンを押すだけで楽」というイメージが強いですが、実際には“毎回の準備と片付け”が意外に重くのしかかります。
たとえば全自動モデルでも、サーバー・フィルターケース・タンクといった水洗いパーツが複数あり、メーカー公式でも定期的な掃除が推奨されています。
象印は2〜3ヶ月に1回のクエン酸洗浄を明記し、シロカやパナソニックも内部パイプやタンクの乾燥を怠るとカビや水垢の原因になると注意しています。
さらに、デロンギの抽出ユニットのように「洗剤不可・手洗いのみ」指定の部品も多く、これは毎日飲む私でさえ負担に感じることがありました。
毎朝のルーティンで考えると、こうした手入れの積み重ねは意外と大きいもの。
頻度が落ちる → 洗わない期間が伸びる → 衛生状態が気になる → 使わなくなる、という流れは、ほんとによくあるパターンなんですよね。
- 毎回:サーバーとフィルター周りの水洗い
- 週〜月1:内部パーツの水洗い・乾燥
- 数ヶ月ごと:クエン酸洗浄などのメンテナンス
この“コスト”を考えると、使う頻度と手間のバランスがどうしても釣り合いにくいのが現実です。
狭いキッチンでは置き場の確保が難しいから
一人暮らしのキッチンは、最低居住面積が25㎡(国交省)程度の物件が基準で、実際には「3〜4.5畳のK・DK」が一般的です。
ここに冷蔵庫・電子レンジ・ケトルを置くと、作業スペースはかなり限られます。
そこにコーヒーメーカーを置くとなると、奥行き30〜40cmクラスの家電を追加することになり、まな板を広げるスペースがなくなることもあります。
たとえば、人気のデロンギ「マグニフィカS」は奥行き43cm、ネスプレッソの小型モデルでさえ奥行き42.6cm。
“省スペース”を謳うシロカのカフェばこでも奥行き28cmあり、B5ノートを横にしたくらいの面積が必要です。
これらを踏まえると、一人暮らしのキッチンに置いた瞬間に作業動線が狭くなってしまうのは避けにくく、毎日の「料理しにくい…」という小さなストレスにつながりやすいんですよね。
| 製品名 | 幅 | 奥行 | 高さ |
|---|---|---|---|
| デロンギ マグニフィカS | 23.8cm | 43.0cm | 35.0cm |
| ネスプレッソ ヴァーチュオ ポップ | 14.0cm | 42.6cm | 25.0cm |
| シロカ カフェばこ | 16.2cm | 28.0cm | 26.4cm |
代替手段の進化で必要性が下がっているから
筆者:たくみ最近は「コーヒーメーカーじゃなくても美味しい」が当たり前になってきています。
高品質インスタント、ドリップバッグ、水出し器具などが進化し、手間が少なく味も安定。
一人暮らしでは、これらの方がコスパも使い勝手も優れていることが多いです。
たとえば、キーコーヒーのドリップオンは蒸らし工程をフィルター側で最適化する構造を採用。
スターバックスのVIAやネスカフェのフリーズドライ製法も香りの保持が強く、正直「これで十分おいしい」と感じる人は多いはずです。
さらに、HARIOのフィルターインボトルのように、水と粉を入れて冷蔵庫で寝かせるだけで作れる水出しコーヒーまで登場し、 「湯沸かしすら不要」という選択肢が増えているのも大きなポイント。
| 方法 | 手間 | 味の安定 | 1杯コスト |
|---|---|---|---|
| コーヒーメーカー | 中〜高(手入れ必須) | 高 | 20〜150円 |
| ドリップバッグ | 低 | 中 | 40〜60円 |
| 高品質インスタント | 超低 | 中 | 20〜50円 |
| 水出し(ボトル) | 超低 | 中〜高 | 15〜40円 |
こうした選択肢が増えたことで、「コーヒーメーカーを買う意味」は昔より確実に薄くなっています。
私自身、試してみると“こっちの方が続けやすいな”と感じた方法もいくつもありました。
一人暮らしで後悔しやすいコーヒーメーカーの落とし穴
買う前は「これで毎朝ラクになるはず」と思っていても、いざ使い始めると「思ったより大変かも…」と感じるポイントがいくつかあります。
筆者:たくみここでは、実際に後悔につながりやすい“落とし穴”を、具体的に整理しておきますね。
洗浄パーツが多く片付けの負担が増える
コーヒーメーカーは、抽出の仕組み上どうしてもパーツが多くなりがちです。
サーバー、フィルターケース、シャワードーム、タンク、タンクのフタ…メーカーにもよりますが、水洗いが必要なパーツが4〜6点にまで増えることも珍しくありません。
象印やタイガーの取扱説明書では、これらのパーツを“毎回水洗い”することを推奨しており、さらに数ヶ月ごとにはクエン酸洗浄を行う必要があります。
デロンギの抽出ユニットのように「洗剤不可」「手洗いのみ」「しっかり乾かす必要がある」と指定されている機種も多く、思っている以上に工程が多くなるんですよね。
とくに一人暮らしのシンクはただでさえスペースが狭いので、“片付けのためにシンクを空ける”という追加の手間が地味に負担になります。 この小さな「面倒さ」が積み重なると、だんだん使わなくなってしまうんです。
注意点: 洗浄パーツが多い機種ほど、使用頻度が下がると衛生リスクも上がります。“洗わない期間”を作らないのが前提になってしまう点は要注意です。
水垢やカビが発生しやすい構造がある
コーヒーメーカーの内部は“見えない汚れ”が溜まりやすい構造です。 水タンク、配管、抽出口の内部は湿気が残りやすく、乾燥しないまま放置するとカビや水垢の温床になりやすいことが、メーカー公式の注意書きでも繰り返し触れられています。
実際、シロカやパナソニックの説明書には「水気が残ったまま保管するとカビの原因に」「定期的なクエン酸洗浄が必要」と明記されています。 デロンギ機も月1回の抽出ユニット洗浄が推奨されており、食洗機も洗剤も使えないため、内部まで丁寧に手洗いしなければなりません。
さらに、カプセル式メーカーでは、ドリップトレイや使用済みカプセル容器に多様な細菌が付着しやすいことを示した研究もあります。 抽出方法の特性上、湿り気のあるカスが残りやすいため、ここの管理を怠ると劣化が早いんですよね。
「見えない場所ほど汚れやすい」という構造的な問題はどうしても避けられないため、こまめなメンテナンスが前提になります。 これを続けられる生活リズムかどうか、ここで一度立ち止まって考えてみるのがおすすめです。
注意点: 内部の水垢は味の劣化にもつながります。抽出スピードが落ちたり、金属臭が混じったりと、飲むたびに気になるようになるケースもあります。
忙しい朝には使い続けにくい仕様が多い
コーヒーメーカーは「朝に強い家電」と思われがちですが、実は“忙しいタイミングほど使いにくい”という面があります。
筆者:たくみ準備して、抽出して、飲んで、片付けて…という流れは、数分の差で出発時間が変わる朝には重く感じやすいんですよね。
とくに全自動タイプは、豆の補充やタンクの給水、抽出ユニットの洗浄といった作業が細かく発生します。
この工程がどれか一つでも面倒に感じる日が続くと、気づけば“インスタントでいいか…”に切り替わってしまいやすいんです。
タイマー機能がある機種ならある程度解消できますが、タイマーを使わない日は同じように準備〜片付けの工程が必要。 忙しい日ほど、手放しで作れる代替手段のほうが圧倒的にラクなんですよね。
注意点: 「忙しい朝こそコーヒーメーカー」というイメージは、実際には生活動線と合いにくいことが多いです。 自分の朝の行動パターンと照らし合わせて、無理なく続けられるかを考えてみてください。
▼ 失敗しないための“買うならこれだけ”2選はこちら→ 本当に買う価値があるコーヒーメーカーを厳選して紹介※
一人暮らしで結局使わなくなる理由
「買ったときは毎日使うつもりだったのに、気づけば棚の奥…」 そんな結末になりやすいのも、一人暮らしのコーヒーメーカーあるあるです。
ここでは“なぜ続かないのか”を、生活リズムの視点で見ていきましょう。
外で買う習慣が優先される人が多い
意外と多いのが「コーヒーは外で買うのが定着していて、家ではほとんど飲まない」パターンです。
ドトールやファミマなど、全国どこでも買える安価なコーヒーが増え、コンビニは120〜140円台、ドトールも250円。
出勤ついで、散歩ついでに手軽に買えることを考えると、家で淹れるより“外のほうが早い”と感じるのも自然なんですよね。
私自身、急いでいる朝や気分転換をしたい日なんかは、つい寄り道して買ってしまうことがあります。
こういう小さな流れが一度できると、家のメーカーはどんどん出番が減っていくんです。
- 「出勤のついで」に買う習慣が強め
- 散歩や気分転換=カフェで買う流れが定着
- 外のほうが味が安定している
- 1杯120〜250円で買える環境が当たり前になっている
最初の1週間だけ使ってやめる人が多い
新しい家電を買うと、最初の数日はテンションが上がって毎日淹れるんですよね。
ただ、コーヒーメーカーは「日常の行動に組み込む」までのハードルが少し高めで、1週間を過ぎたあたりから使用頻度が落ちる傾向が強いです。
理由はシンプルで、日々の準備と軽い片付けがどうしても発生するから。
少し疲れている日や、仕事でバタついている日が続くと「あ、今日はいいや…」となり、その回数が増えると完全にルーティンから抜け落ちてしまいます。
実際、私もメーカーをいくつか試してきて「最初の1週間だけ頑張る→急に面倒に感じる」という流れは毎回のように起きました。
筆者:たくみ気持ちでは好きでも、生活リズムと合わないと続けられないんですよね。
- 最初は楽しいが、徐々に“面倒”が勝つ
- 忙しくなるとすぐ「今日はいいか…」になる
- 1日使わない → 3日使わない → 気づけば1ヶ月ぶりという流れ
- 置いてあるだけで罪悪感が増えてくる
味の調整が難しく面倒になるパターン
「コーヒーメーカーなら毎回同じ味が出るはず」 こう思われがちですが、実はそう簡単ではありません。
とくに豆から挽くタイプの場合、味の決め手になるのは“挽き目・豆の保存状態・量”の3つで、ここを管理しないと味がブレやすいんです。
全日本コーヒー協会の解説でも、挽き方が粗いか細かいかで酸味〜苦味のバランスが大きく変わり、細かすぎると雑味が出やすいと示されています。
さらに、UCCが公式に「豆は酸素・光・温度・湿度に弱い」と明記しているように、保存状態ひとつで風味がガラッと変わってしまいます。
ここを毎回調整するのは、正直ちょっと大変。 「なんか今日は薄い…」「昨日と味が違うな…」が続くと、それだけで使わなくなることも。
このあたりは、コーヒー好きの私でも軽くストレスに感じるときがあります。
- 挽き目を変えると味が激変する
- 豆の鮮度を保つために保存にも気を遣う必要がある
- 味が安定しないと“調整疲れ”が起きる
- 結局「外で買ったほうが早いし美味しい」に傾きやすい
いろんなメーカーを試してきたなかで感じたのは、 “気合いで続ける家電”は、生活が少し変わっただけで途端に使われなくなるということ。
筆者:たくみ外で買う流れ、忙しさの波、味のブレ…どれか一つでも噛み合わないと、コーヒーメーカーは定着しにくいんですよね。
それでもコーヒーメーカーが必要な人の特徴
ここまで読むと「やっぱりコーヒーメーカーはいらないのかな…」と思うかもしれませんが、 実は“あったほうが生活が楽になるタイプ”もちゃんと存在します。
どちらが自分に近いかを整理すると、判断がぐっとラクになりますよ。
毎朝かならず一杯飲む習慣がある人
毎朝の流れに「必ず1杯」が組み込まれているなら、コーヒーメーカーはメリットが大きいです。
習慣が固定されている分、“準備・片付け”もまとめてパターン化しやすく、家電との相性が良いんですよね。
特に、豆を挽く手間を省ける全自動タイプは、朝の儀式を毎日同じクオリティで続けたい人に向いています。
忙しい日があっても習慣が崩れにくいので、「気づいたら使っていた」という状態になりやすいんです。
- 朝の1杯がルーティンとなってる
- コーヒーがないと1日が始まらない
- 短時間でも“落ち着く時間”を作りたい
味の安定を重視し時短を求める人
コーヒーメーカーの強みは“安定性”と“手離れの良さ”です。
タイマー機能つきの機種なら、前日の夜にセットしておけば、朝は起きるだけで熱々のコーヒーが完成。
シロカのカフェばこPROのように「予約抽出」に対応した機種は、特に時短との相性が抜群です。
味についても、ハンドドリップのように湯温や注ぎ方でブレることが少なく、「いつでも同じ仕上がり」が欲しい人には向いています。
筆者:たくみ時間を節約しながら、安定した味を求める人にとってはかなり心強い存在なんですよね。
- 毎回同じ味で飲みたい
- 朝の“3分短縮”を重視している
- タイマー機能やボタン一つの動作に魅力を感じる
在宅時間が長く家で過ごす時間が多い人
テレワークが当たり前になった今、家で働く時間が長い人にはコーヒーメーカーが便利です。
国土交通省の調査でも、全国で約25%がテレワークを実施しているとされており、 “家の中にコーヒー環境を整える人”が増えているのも納得なんですよね。
外に出る機会が少ないぶん、飲むたびにコンビニへ行くより、自宅でボタン一つのほうが圧倒的にラク。
味の安定性も得られるので、「小さな休憩のたびに質のいい1杯」が欲しい人に向いています。
- 仕事や勉強の休憩に頻繁に飲む
- 外に買いに行くのが面倒に感じる
- 家時間の満足度を上げたい
▼ 時短型・カプセル型のおすすめはこちら
→ 手入れが少なくて忙しい人向けモデルを見る
一人暮らしで本当に買うべきコーヒーメーカー3選
「それでも買うなら、どれがいいの?」
この疑問に対しては、できるだけ“手間が少なくて続けやすい機種”だけに絞るのが正解です。
ここでは、一人暮らしでもムリなく使える3タイプを厳選して紹介します。
タイマー式で手間なく飲めるモデル
朝起きたときに、すでに淹れたてのコーヒーが待っていてくれるタイプは、生活にうまく馴染みやすいです。
たとえば、シロカの全自動モデルは、豆から挽けるミルが内蔵されていて、タイマー予約にも対応しています。
2024年にリニューアルされたモデルだと、蒸らし時間を「リッチ」「マイルド」から選べたり、ステンレスサーバーで扱いやすかったりと、細かい部分が地味に便利なんですよね。
夜のうちにセットしておくと、朝の流れがすごくスムーズになります。
| 特長 | ポイント |
|---|---|
| タイマー抽出 | 起きた瞬間に飲める流れが作りやすい |
| 全自動ミル | 豆から挽きたてでも手間が少ない |
| 味の切り替え | “リッチ/マイルド”の2種類で気分に合わせられる |
片付けが簡単なカプセル型モデル
洗い物をできるだけ減らしたいなら、カプセル型がいちばん現実的です。 抽出後はポッドを捨てるだけなので、片付けが“ほぼゼロ”で済むのが魅力なんですよね。
最近は紙製ポッドのモデルも登場していて、扱いやすさがさらに上がっています。
さりげなくエスプレッソも淹れられたりと、味のバリエーションが広いのも嬉しいところ。 「とりあえず失敗せずに飲みたい」という人なら、このタイプがいちばんストレスが少ないはずです。
| 特長 | ポイント |
|---|---|
| 片付けがほぼ不要 | 使用済みポッドを捨てるだけ |
| 味の安定 | 毎回同じ味でブレにくい |
| 抽出バリエーション | ドリップ〜エスプレッソまで対応しやすい |
置き場所を取らない省スペース型モデル
キッチンが狭めの部屋でも置きやすいのが、奥行きの浅いコンパクトなモデル。
フタが上に開く設計だと壁際に寄せて置けるので、作業スペースを圧迫しないのがうれしいところです。
シンプルなドリップ式でも、お湯の注ぎ方で「マイルド」「ストロング」を切り替えられるタイプがあり、 必要最低限の機能だけで十分という人には扱いやすい選択肢だと思います。
筆者:たくみ本体が軽めなので引っ越し後も持ち運びしやすいです。
| 特長 | ポイント |
|---|---|
| 省スペース設計 | 壁際に寄せて置きやすい |
| 味の切り替え | マイルド/ストロングの簡易調整が可能 |
| 手入れ簡単 | フィルターケースやサーバーが丸洗いできる |
コーヒーメーカーなしでも美味い!手間とコスパ最強の代替案4選
実はコーヒーメーカーがなくても快適に続けられる方法はしっかりあります。
ここでは、目的別に“続きやすくて美味しい”4つの代替案をまとめました。どれも一人暮らしと相性が良く、手間やコストのバランスがとても良い方法です。
1. ハンドドリップ(手間・コスト・味のバランス型)
味・手間・コストのバランスが最も良いのがハンドドリップです。 紙フィルターを使えば余分な油分(カフェストールなど)がしっかりカットされ、クセの少ないクリアな味になります。
UCCも公式で「蒸らしは数滴落ちる程度が理想」と説明していて、湯量コントロールさえ覚えれば味が安定しやすいのも魅力。 細口ケトルを使うと注ぎやすく、一気に仕上がりが整います。
- 味の安定性が高い
- 紙フィルターで雑味が出にくい
- 器具は100均でも揃う
- 洗い物はドリッパー+サーバー程度
筆者:たくみ“自分で淹れた感”もあって、小さな楽しみが増えるのもよいところですね。
2. フレンチプレス(濃い味が好き・洗い物少なめ)
コク深い味が好きなら、フレンチプレスが最も簡単です。 粉とお湯を入れて4分待つだけで濃厚な一杯が作れるので、手間は本当に少なめ。
HARIOやBODUMのモデルなら食洗機対応のものも多く、片付けがラクなのもポイントです。
金属フィルターを通すため、豆のオイル(カフェストールなど)がしっかり残ってコクが強くなるタイプ。 この「重厚さ」が好きな人は、一度使うと癖になります。
- 濃い味・コクのある仕上がり
- 待つだけで完成する手軽さ
- 食洗機対応モデルが多い
- 雑味が出やすいので中粗挽きが向く
筆者:たくみ味わいがハッキリしているので、豆の個性が分かりやすいのも面白いところです。
3. 高品質インスタント/ドリップバッグ(手間ゼロ最優先)
とにかく手間を減らしたいなら、この選択肢がいちばん現実的。
最近はインスタントも驚くほど進化していて、ネスカフェのフリーズドライ製法やスターバックスの微粉砕技術(VIA)など、香りもしっかり残るようになっています。
ドリップバッグは、キーコーヒーやAGFのように“蒸らしが最適化される構造”を採用しているものもあり、湯を注ぐだけで安定した味になるのが魅力。
忙しい日や帰宅後の一杯にはこれが最強です。
- 1杯あたり40〜60円程度で済む
- 毎回同じ味でブレにくい
- 洗い物ゼロ
- 買い置きしやすく保存も簡単
筆者:たくみ“生活のリズムが安定しない時期”にも続けやすい万能タイプですね。
4. (番外編)コンビニコーヒーとの月間コスト比較
外で買う派の人向けに、月間コストの比較も置いておきます。 毎朝1杯飲む前提なら、コンビニはけっこう出費が積み重なりやすいんですよね。
- ファミマ:120円
- ローソン:120円
- セブン:140円
- ドトール:250円
たとえば、コンビニの120〜140円コーヒーを“月20回”飲むと 2,400〜2,800円ほど。
同じ回数をドリップバッグ(1杯50円)に置き換えると約1,000円。 月1,500円前後の差がつくことも珍しくありません。
「節約もしたい」「外に行く時間も減らしたい」なら、代替案のほうが圧倒的に合理的です。
| 方法 | 手間 | 時間 | 洗い物 | 1杯コスト |
|---|---|---|---|---|
| コーヒーメーカー | 中〜高 | 3〜7分 | 複数パーツ | 20〜150円 |
| ハンドドリップ | 中 | 3〜4分 | 少し(ドリッパーなど) | 30〜70円 |
| フレンチプレス | 低 | 4分待つだけ | プレス本体のみ | 30〜70円 |
| インスタント/ドリップバッグ | 超低 | 1分未満 | ほぼゼロ | 20〜60円 |
| コンビニ | 低 | 買いに行く時間 | ゼロ | 120〜250円 |
筆者:たくみこうして比べると、「コーヒーメーカーが必須じゃない」理由が少し見えてきます。 自分の生活リズムに合いそうな方法を、気軽に試してみてくださいね。
一人暮らしに最適なコーヒー習慣の選び方
ここまで読むと「どれが自分に合うんだろう?」と迷うかもしれません。
でも、いくつかのポイントを押さえるだけで、自分にとって“続けやすい習慣”が自然と見えてきます。
筆者:たくみ最後は、この3つの基準でサクッと整理してみてください。
飲む頻度と生活動線を見直す方法
コーヒーの習慣は、飲む“回数”よりも“いつ飲むか”で選ぶべき方法が変わります。
たとえば、朝に飲む人は動線と時間の影響を強く受けるので、タイマー式かインスタントが相性良し。
逆に夜や休日にゆっくり楽しむタイプなら、ハンドドリップやフレンチプレスが合いやすいんですよね。
一度、生活の流れをざっくり言語化してみると、驚くほど判断しやすくなります。
- いつ飲むことが多い?(朝 / 帰宅後 / 休日)
- 飲む場所は?(キッチン / 机 / ベッド横)
- 毎日? 週に何回?
- “すぐ飲みたい”タイミングがあるか?
このあたりが明確になると、必要な機能も自然と絞れてきます。
手入れをどこまで許容できるかの判断軸
続けられるかどうかは、実は“味より手間”で決まることがほとんど。 洗い物が2つまでなら余裕なのか、ゼロが理想なのか、もしくは時間のある日にまとめて手入れできるのか。
自分の性格を少しだけ客観視すると、失敗しにくい選択になります。
たとえば私は、平日はインスタントやドリップバッグ、休日だけハンドドリップ…という使い分けに落ち着きました。
「平日は時短・休日は楽しみ」という分け方は、けっこう現実的なんですよね。
- 洗い物は何点まで許容できる?
- クエン酸洗浄などの定期メンテは可能?
- “今日は疲れた日”にどうする?
- パーツの乾燥や管理が苦ではないか?
ここで無理をすると確実に使わなくなるので、リアルな自分に合わせて選ぶのがいちばん大切です。
初期費用とランニングコストの考え方
コーヒーの費用は“本体代”より“毎月のコスト”のほうが効いてきます。 1杯あたりの価格をざっくり比較すると、続けたときの差がかなり大きいんですよね。
| 方法 | 初期費用 | 1杯コスト | 月20杯の場合 |
|---|---|---|---|
| コーヒーメーカー(全自動) | 1.5〜5万円 | 30〜150円 | 600〜3,000円 |
| ハンドドリップ | 1,000〜4,000円 | 30〜70円 | 600〜1,400円 |
| フレンチプレス | 2,000〜5,000円 | 30〜70円 | 600〜1,400円 |
| インスタント/ドリップバッグ | 0〜2,000円 | 20〜60円 | 400〜1,200円 |
費用を重視したい人は、インスタント・ドリップバッグ・ハンドドリップあたりが安定します。
逆に、毎日飲む人で“味のブレなく仕上げたい”なら、少し高くても全自動モデルが合うケースもあります。
こうしてみると、自分にとっての“無理なく続けられる形”がだいぶ見えてきますよね。
まとめ:一人暮らしは“続けられる方法”を選べば失敗しない
コーヒーメーカーは便利な家電ですが、一人暮らしだと“生活リズムとの相性”がすべてと言ってもいいくらい大事です。
手間・スペース・コストの3つが自分の毎日に無理なく馴染むかどうか──そこを基準にすると、自然と正解が絞れてきます。
メーカーを置かなくても、ハンドドリップやフレンチプレス、ドリップバッグなど美味しく飲める選択肢はたくさんありますし、 逆に「毎朝必ず飲む」「味を安定させたい」という人なら、全自動やカプセル型が頼もしい存在になります。
いちばん大切なのは、“気合いで続ける方法”ではなく、“気づいたら続いていた方法”を選ぶこと。
あなたの生活にしっくりくる一杯が見つかれば、コーヒー時間はもっと心地よくなりますよ。

